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【U15チーム】今、僕らにできること。「令和6年能登半島地震」への支援活動について(能登ネクストライズとの絆)



 先週、高崎アリーナ(群馬県高崎市)にて開催された「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024」では、仙台89ERS U18チームが惜しくもベスト16で敗退。残す公式試合はエリートリーグの2試合となりました。この大会で準優勝だった千葉ジェッツU18チームとは12月14日。同じく3位だったレバンガ北海道U18チームとは来年1月12日の対戦となっております。

 仙台89ERS U15チームは、1月4日から武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開幕する「京王 Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」に出場しますが、本日、対戦表が公開となります。まだまだ熱いシーズンが続きますので、黄援をお願いいたします。

 

 さて今回は、先日、仙台89ERS U15チームの選手・スタッフで考えて行なった「令和6年能登半島地震」への支援活動についてレポートいたします。

 

 今年度がスタートして、仙台89ERS U15チームの選手・スタッフ、そして仙台89ERSアカデミーのコーチ全員で話していたことがあります。

 選手を育成しトップチームにプロ選手を輩出すること、仙台89ERSのユース(U15/U18)チームの選手たちに世界に挑戦する機会を創出したり、世界に通用する選手を輩出したりすることだけではなく、社会に貢献をすること、地域に貢献をすることがしたいということでした。

 仙台、宮城のために、日本のために、そして世界のために、多くの人が仙台89ERSのユース(U15/U18)チームの試合を通して、元気になってもらえるように、多くの人を笑顔にしなければならないことを感じていました。

 仙台89ERS U15チームの選手たちは、2024年(令和6年)1月1日に石川県の能登地方を震源として発生したマグニチュード7.6の地震で被災した、同じ中学生のために何かできないかと考えていたようです。

 今夏に韓国からソウル・サムソンサンダースのU15チームと一緒に訪れた震災遺構の荒浜小学校では、生まれ育った宮城県にありながら、とても大きな衝撃を受けたようです。

 そこで、能登地域(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町、志賀町、宝達志水町)の男女中学生で構成された「能登NEXTRYZ(のとネクストライズ)」というU15年代のクラブチームに、宮城県で採れた新米の「ひとめぼれ」30kgを送ることを決めました。

 「能登NEXTRYZ(のとネクストライズ)」は、選手12人が1月中旬から3月下旬まで石川県白山市に集団避難していたようです。避難所で生活しながらもバスケットボールの練習をするために、白山市のクラブチームと一緒に活動していたそうです。

 こういった状況を知って、同じ年代のバスケットボール選手が困難に直面している様子に、何とかして元気になってもらいたいと仙台89ERS U15チームの選手たちは、ビデオメッセージとお米を送りました。

 仙台89ERS U15チームの選手たちが考えて、ビデオメッセージで話した内容をご一読ください。

 

小林理人選手がビデオメッセージで伝えた全文は以下の通りです。

 

 はじめまして。仙台89ERS U15チームです。

 このたび、「令和6年 能登半島地震」で被災された皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と1日も早い復興をお祈り申し上げます。

 私たち仙台89ERSは13年前、東日本大震災で解散しなければならない事態となりました。

そのため、震災を経験したクラブとして、助け合い、チームワークのスピリッツをバスケットボールで表現し、日本中、そして世界に発信することをクラブの理念に掲げています。

また、私たちは「GRIND!(グラインド)」をスローガンに、トップチームの選手から私たちU15チームの選手まで、一生懸命にバスケットボールに打ち込んでいます。

 どんな苦しい状況であろうとも、歩みを止めることなく、つらいことも、苦しいことも、全て粘り強く泥臭く乗り越えてやってやろう!という意味も込められています。

 「令和6年 能登半島地震」は、私たちにとっても大きな衝撃でした。

 それを経験した皆さんは、私たちには想像ができないほど、大変だったと思います。

私たちは、皆さんのために何かをしたい、少しでも力になりたいと日々考えていました。

そこで、今回、宮城県で採れた新米の「ひとめぼれ」30kgをお贈りいたします。とても美味しいので、ぜひ!食べてもらいたいです。

 私たち仙台89ERS U15チームは、1月に全国U15選手権大会(ジュニアウインターカップ)、3月にはB.LEAGUEのチャンピオンシップの2つの全国大会に出場します。

 バスケットLIVEでも、元気や勇気を伝えることができるよう「GRIND!(グラインド)」を体現するので、黄援をお願いします。

 そして、いつか能登ネクストライズの皆さまと一緒に、合宿や試合ができたら嬉しいです。

 皆さんは、今、全国大会への出場をかけて闘っていると聞いています。

 どんなときでも絶対にあきらめずにがんばってください!

 がんばれ! 石川! GO! 能登ネクストライズ!

 

仙台89ERS U15チーム

 

 仙台89ERS アカデミーでは、選手のバスケットボールの技術を育成するだけではなく、仙台、日本、世界の発展に貢献できる「人財」の育成を目指しています。

 これからも、社会に貢献できること、地域に貢献できることを積極的に取り組んでいきます。

 ぜひ!仙台89ERS アカデミーを引き続き黄援していただけますようお願い申し上げます。

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