今年度の上半期(4月〜9月)のユース(U15/U18)チームは、本当に素晴らしい活躍をしてくれました。U15チームは、海外(韓国)遠征、海外(韓国)チームを招聘した国際大会の開催、そして出場した主要な3つの大会で優勝と、下半期(10月〜3月)に向けて、大きな期待ができる成長を見せています。U18チームは「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2024」で北地区3位から「B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024 出場決定戦」に進出し、見事に「B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」への出場権を獲得しました。着実にプロ選手になる目標に近づいていることを感じます。
今回は、仙台89ERSのユース(U15/U18)チームへの入団を目標として、仙台89ERS アカデミー スクールでがんばっているクラスをご紹介いたします。
まずは、仙台89ERS アカデミー スクールには、スタンダードコースとアドバンスコースがあります。仙台89ERS アカデミー スクールは宮城県内で9校を開講しており、年代に応じたバスケットボールの基礎・基本を身につけることができるスタンダードコースでは、5歳から入会することができるエンジョイクラス、7歳からのビギナークラス、U10クラス、U12クラス、U16クラスを開講しています。そして、仙台89ERSのユース(U15/U18)チームへの入団を目標としながらも、その年代で必要となる基礎・基本がある程度定着しており、次の年代で身につけることを先んじて学ぶことができるアドバンスコースにはU10クラス、U12クラスがあります。月曜と木曜の週2回、長町校での開催となっていますが、この2つのクラスに在籍するためには、それぞれのトライアウトを受験して合格しなければなりません。
そこで、今回はアドバンスコースのU12クラス(木曜日)の様子をお伝えいたします。
互いに違う小学校、違うミニバスケットボールチームからアドバンスコースU12クラスに通っている11歳(小学校5年生)と12歳(小学校6年生)の選手たちですが、コートの上では仲が良く、楽しくバスケットボールに打ち込んでいます。練習内容は、アドバンスコースとはいっても、基礎的なこともしっかりと行っています。仙台89ERS アカデミーのコーチたちは基礎・基本を大切にしているため、難しいことができなくても、そのプレーの基礎・基本に立ち返りながら着実に前に進んでいます。
ボールは5号球を使用していますが、リングの高さは3m05cmのため、ときにはシュートがリングに届いていないこともあります。しかし、コーチたちはシュートを決めることよりも、その選手がどんなプレーをしようとしていたかを大切にしており、全ては将来のために指導をしています。
現在、U15チームに所属する13歳の選手8名のうち、4名がアドバンスコースU12クラスからU15チームのトライアウトを受験して合格した選手たちです。仙台89ERSのプロ選手になることを夢にして、アドバンスコースU10クラス、U12クラスのトライアウトを受験し、その後、U15チームのトライアウトを受験し、夢を目標に変えていきます。
先日の「SENDAI89ERS U15 INTERNATIONAL GAMES 2024」に、仙台89ERS U15-GRINDチームとしてアドバンスコースU12クラスから4名の選手が出場しました。自分たちの次のステージを肌で感じてもらいながら、着実に成長に繋げていきたいと機会を創出しています。
アドバンスコースU12クラスの多くの選手たちが、仙台89ERSの#15 渡辺翔太(PG)選手に憧れており、特にスピード、ドライブ、体の強さを真似したいと話していました。いつもリバーシブルや応援グッズを身につけ、ホームゲームで懸命に学んでいる選手も多く、仙台89ERSのプロの舞台へ着実に歩みを進めています。
このクラスを担当する東和コーチは、現在U18チームも指導しており、4年後にU18チームのトライアウトに合格してくれる選手が誕生することを願いながら、一緒のチームでバスケットボールがしたいと懸命に指導をしています。そして1日も早くプロの舞台に立つことができる選手を輩出できるよう将来を見据えながら、今を大切にしていきたいと話していました。
今後、次年度に向けてアドバンスコースのU10クラス、U12クラスのトライアウトが開催されます。HPにてご案内をいたしますので、随時チェックしていただけますようお願いいたします。
また、見学も随時行っておりますので、見学ご希望の方は下記までご連絡ください。
これからもスクール生の活躍にご期待ください。